去る5月26〜28の3日間、全商連の定期総会が神戸で開催されました。
浜松民商からは会長の私、金子と全商連常任理事の大石、静岡県連理事の山本、評議員として事務局の竹下が参加しました。
1日目は神戸文化ホールで全大会が行われ、方針案の提案と全体的な情勢の報告がありました。
全体的な情勢としては、中小業者に非常に厳しい現状を反映して、現勢の減少傾向と単位民商の合併などによる組織数減少が報告されました。
特に現勢の減少については廃業によるものが最も多く、我国の産業の中心である中小商工業の衰退が浮き彫りにされています。 また、廃業の理由としては経営不振の他に、経営者の高齢化によるものが非常に大きな割合を占め、高齢化社会の中でいかに後継者を育てるのかが課題であると考えさせられました。
全大会終了後は開催地、兵商連からの歓迎イベントとして阪神・淡路大震災直後から復興に至るまでの民商の活躍を記録したドキュメントDVDの上映と、神戸中華街、華僑の皆さんによる獅子舞が披露されました。
1日目のスケジュール終了後は、静岡県連全員で中華街にある会員さんのお店に繰り出し、中華料理のコースに舌鼓を打ちました。
ビールと紹興酒でかなりいい気分になってホテルに行くと、ちょうど同じ日程で「主要8カ国(G8)環境相会合」が開催されていて、ホテルのロビーでは5メートル置きにSPが立っているという物々しい雰囲気でした。
このおかげでホテルに入るのも、ホテル内を移動するのも身分証明書を首から提げていなければならず、翌日の朝食時にこれをかけ忘れてきたためにロビーで追い返されて部屋までとりに行かされた参加者が多数見受けられました。
2日目は分散会で、複数の会場に分かれ、それぞれ20人ほどのグループに分かれて様々な問題について討議しました。
私の参加した分散会では、まず全体の情勢としてやはり会員の高齢化と廃業が多いことが共通の問題として捉えられ、青年部をいかに育成し、活動を盛り上げて行くべきか、色々な意見が出されました。
また、これに関連して、拡大の際などにも若手の事業者からよく「民商のメリットはなにか?」と訊かれることがあるという話が出ました。
そして、若手の業者青年からは「業者間の横のつながり」ということが最も民商に期待しているメリットだという意見があり、この部分での強化を図る必要を痛感しました。
分散会後半では、全商連からの提案である会費と商工新聞紙代の値上げについて討議がされました。 大方の意見としては値上げはやむを得ずというものでしたが、中には会員減少の危惧を抱く意見も見受けられました。
浜松民商としては、この値上げには前向きに取り組み、より強力な組織建設のために必要なものであると認識しています。
2日目スケジュール終了後、有志と連れ立って三宮商店街などを散策しながら夕食に出かけましたが、日曜日ということもあってか人通りも多く、街中はたいへん活気があってにぎわっていました。
神戸市の人口は約150万で、浜松市の倍ほどですが、中心地に商店が集中していることと、昔ながらのアーケードをもつ商店街が生きていることで、人口差以上の違いを実感しました。
3日目の全大会では、圧倒的多数の賛成により総会方針案と決算報告、予算案が可決・承認されました。 今回の総会では代議員の出席率が100%という報告がなされ、改めて今総会に対するそれぞれの民商の熱意が感じられました。
こうして全商連第48回定期総会は大成功のうちに幕を閉じました。
最後に、前述した環境相会合という厳戒態勢の中、各種の案内や準備に奔走していただいた兵商連の皆さんはじめ、総会スタッフの皆さんに改めてお礼を申し上げるとともに、この会議での成果を浜松民商の活動に生かしていくことをお約束したいと思います。
皆さん本当にお疲れ様でした。